au PAY プリペイドカードは必要?メリットデメリットを解説

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auユーザーの方なら、オレンジ色のau PAY プリペイドカードを持っている方のほうが多いのではないでしょうか。契約時に店舗で発行され、使ってないけど持っているという方も多い印象です。なお、au PAY プリペイドカードは2024年4月頃にリニューアルされ、それに伴い発行手数料が有料となる予定です。
この記事では、au PAY プリペイドカードは必要なのか、メリットデメリットとともに解説していきます。

au PAY プリペイドカードの概要

まずはau PAY プリペイドカードの概要について、解説していきます。

au PAY プリペイドカードとは?

au PAY プリペイドカード(旧:au WALLET プリペイドカード)には、以下の特徴があります。

チャージした分だけ利用できるプリペイド式カード
・全国のMastercard加盟店で利用可能
・利用額に応じてPontaポイントがたまる

決済できるのはチャージした分だけなので、使いすぎる心配がなくて安心です。
また、au PAY プリペイドカードのカード番号を使ってMastercard決済が可能なため、インターネットショッピングでも利用可能です。さらに、決済200円(税込)ごとに1Pontaポイントがたまります。

似た名称の「au PAY カード」がありますが、au PAY カードはクレジットカードau PAY プリペイドカードはプリペイドカードとなり、異なった性質を持つ全く別のカードなのでご注意を!

au PAY プリペイドカードなしでもau PAYは利用可能

au PAY プリペイドカードを持っていなくても、au PAY(コード支払い)は利用することができます。
au PAY プリペイドカードはau PAY(コード支払い)と共通の残高を利用しています。(共通の残高のことを「au PAY 残高」と呼びます)例えば、au PAY プリペイドカードで500円支払えば、au PAY 残高も500円減ることになります。

au PAY プリペイドカードを持っていれば、au PAY 残高をau PAY プリペイドカードで使うという選択肢が生まれますが、持っていないからと言ってau PAY(コード支払い)が使えないといったことはありません。

ただし、QUICPayを利用したい場合はau PAY プリペイドカードを持っている必要があるため、注意しましょう。

発行条件

au PAY プリペイドカードは、以下のいずれかの条件を満たすことで発行が可能です

①au/UQ(5Gプラン)/povo1.0/auひかり・ひかりちゅらの契約がある
②auじぶん銀行口座を保有している(au PAYとauじぶん銀行口座の連携を実施する)
③au PAY アプリで本人確認(eKYC)が完了している

つまり、auやUQmobile(5Gプラン)、povo1.0のユーザーであれば、無条件でau PAY プリペイドカードを発行可能です。
一方、上記ユーザーではない場合は、auじぶん銀行を開設しているか、au PAY アプリでの本人確認を済ませておく必要があります。au PAY アプリでの本人確認であれば、最短即日~3日ほどで完了しますので、あまりハードルは高くない条件といえるでしょう。

au PAY プリペイドカード発行時の注意点

au PAY プリペイドカードを複数枚発行したい場合は注意が必要です。
au PAY プリペイドカードはau PAY一つに対して1枚発行可能ですが、au PAYを複数持っていても条件を満たさないと2枚目以降のau PAY プリペイドカードは発行できません。

ゆうみの体験談から、以下の事例をご紹介します。

<発行不可の例>
・1枚目のプリぺ発行時にauじぶん銀行口座の連携をしている場合(条件②)
auじぶん銀行口座は一つのau PAYとしか連携できないため、2枚目のカード発行希望のau PAYとは連携不可(条件②×)
→2枚目のカード発行希望のau PAYで本人確認(eKYC)を実施し完了しても、au PAY プリペイドカードは発行不可(条件③×)

原則、2枚以上のau PAY プリペイドカードを持ちたい場合は、どちらか一方のプリぺ発行条件で「条件①au/UQ(5Gプラン)/povo1.0/auひかり・ひかりちゅらの契約がある」を満たす必要があるようです。

なお、au PAY プリペイドカードの発行は、au IDの名義人名義で発行され、利用できるのも名義人本人のみとなっています。たとえ家族であっても、au PAY プリペイドカードのまた貸しはau PAYの利用規約上認められていませんので注意しましょう。

発行手数料・年会費

au PAY プリペイドカードの発行費用、および入会金・年会費は無料です。0円でau PAY プリペイドカードを発行することができます。
ただし、au PAY プリペイドカードは2024年4月頃にリニューアルが予定されており、プリペイドカードの機能向上に伴い発行手数料が600円(税込)に有料化されることが発表されています。
無料でau PAY プリペイドカードを発行するためには、2023年3月末までに発行手続きを実施しましょう。

<au PAY プリペイドカード>リニューアルおよび発行手数料有料化について
→au PAY プリペイドカードの新規発行手続きはこちら

メリット

ここまで解説してきたau PAY プリペイドカードの概要をもとに、au PAY プリペイドカードのメリットについて解説していきます。

Apple PayやQUICPayでの利用が可能

Apple Payの支払方法として登録が可能です。また、QUICPayにも登録ができるので、スムーズな決済が可能です
※au PAY(コード支払い)だけの利用だと、QUICPayへの登録はできません。
ゆうみ個人的には、QUICPayに登録できることで、お財布いらずでクイックな買い物ができるので、一番のメリットだと思っています。

Mastercard決済が可能

au PAY プリペイドカードを発行することで、インターネット決済時にクレジットカード支払いを選択し、Mastercard決済と同じ要領での利用が可能です。

ポイントアップ対象店が多い

通常よりもポイント還元が受けられるポイントアップ店があります。ポイントアップ店の対象決済サービスとしてau PAYやau PAY カードも含まれる店舗もありますが、au PAY プリペイドカードの対象店舗が最も多いので、よく使うお店がポイントアップ店に入っている場合はお得に買い物が可能です。

→ポイントアップ店についてはこちらで解説
→ポイントアップの対象店舗はこちら

デメリット

続いて、au PAY プリペイドカードのデメリットについて解説していきます。

使えないお店やサービスがある

auなどの各種通信料金や、公共料金/ガソリンスタンドの給油/高速道路料金/インターネットプロバイダー料金/飛行機の機内販売サービス/有料放送視聴料金など、一部のお店では利用ができません。

→au PAY プリペイドカードの利用不可店舗はこちら

契約者名義のau PAY プリペイドカードしか発行不可

契約者名義が親で、子ども名義で利用者登録している場合にau PAY プリペイドカードを発行すると、契約者名義のカードが発行されます。親名義で発行されたカードを子どもに持たせて使うこともできてしまうものの、規約違反となりサポート等を受けられない可能性が高いため、十分注意しましょう

ICチップなし

現在のau PAY プリペイドカードにはICチップが搭載されていないため、セキュリティー面が懸念されます。
また、ICチップ非搭載であることを理由に店頭での決済を断られる可能性もあります。

ただし、2024年4月頃に予定されているリニューアルで、新au PAY プリペイドカードにはICチップが搭載されることが発表されているため、今後改善される予定です。

au PAY プリペイドカードのリニューアル情報

最後に、2024年4月頃に予定されているau PAY プリペイドカードのリニューアル情報について解説します。
2024年1月10日に発表された情報は以下のとおりです。

①カードのデザイン刷新
②機能向上(ICチップ搭載・タッチ決済対応)
②発行手数料有料化
③バーチャルカードを発行可能

これまでデメリットとされていたICチップ非搭載に対する機能向上がされる点は嬉しい変更ですが、これまで無料だった発行手数料が有料(600円)になるインパクトが大きいです。
ただ、発行手数料相当のau PAY 残高が還元される施策や、バーチャルカードが発行可能になるなど、今後のリニューアル内容の発表が楽しみです。

<au PAY プリペイドカード>リニューアルおよび発行手数料有料化について

まとめ:持ってて損なし!今のうちに発行しておこう

以上、au PAY プリペイドカードの概要とメリットデメリットについて解説してきました。

au PAY プリペイドカードを持っていれば、QUICPayやMastercardとしてのネット決済など、決済手段の幅が広がるため、発行がおすすめです!
なお、2024年4月頃にリニューアルし発行手数料が有料化されるため、発行される場合は有料化前の3月末までに発行すれば発行手数料無料で発行が可能です。
ぜひ発行を検討してみてください!

では、ごきげんよう♪

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